カラスの親指 by rule of CROW’s thumbカラスの親指 by rule of CROW’s thumb
著者:道尾 秀介
講談社(2008-07-23)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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詐欺を生業としている武沢、鍵の修理屋をやっていたが今は武沢と組んでいるテツさん。二人がスリの現場に遭遇し、偶然助けることになったまひろ。そしてその姉のやひろ、やひろの彼氏の貫太郎が成り行きで同居することとなった。この5人に迫る影。そしてこの5人を結びつける武沢の消えない過去。
この作品ほど最後に「まじかよっ!!」と笑った作品はない。
結果がわかってしまえば、途中のやや不自然に感じるところも伏線なのかと納得してしまう。オススメの一冊。

ラットマン (光文社文庫)ラットマン (光文社文庫)
著者:道尾 秀介
光文社(2010-07-08)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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アマチュアバンドのギタリストである姫川亮はある日、練習中のスタジオで恋人が殺される事件に遭遇する。次々と浮かびあがるバンドメンバーの過去。そして疑わしい人物。最後になって明るみにでる、壮絶な事実。
最後まで飽きずに一気に読める傑作!!




シャドウ (創元推理文庫)シャドウ (創元推理文庫)
著者:道尾 秀介
東京創元社(2009-08-20)
おすすめ度:4.0
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母親が病死し、父と二人の生活が始まってからの少年の苦悩の日々。そして少年がたどり着いた驚愕の真実とは。シャドウ(影)により最後まで事実も真実もわからない作品。道尾作品には暗くて、終わりもすっきりしない作品が多い(と個人的に思う)が、それがまたたまらなくいい!!